文化放送

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株式会社文化放送(ぶんかほうそう)は関東広域圏放送対象地域とするラジオ局である。英称Nippon Cultural Broadcasting inc.。略称は英称の頭文字からNCBとなっているが、現在ではほとんど用いられず、専らコールサインよりQRを使用している。局のキャッチコピーは「ダイジナコト」(2007年現在)。

株式会社文化放送
種類 株式会社
業種
ファイル:JOQRMP.JPG
文化放送新社屋(文化放送メディアプラス)

概説[編集]

元々はカトリック修道院聖パウロ修道会」が、カトリックの布教を目的に、1951年に設立した財団法人「日本文化放送協会」であった。1956年に、現在の株式会社に改組。

ニッポン放送と長く提携関係にあり、ニッポン放送とともに、ラジオネットワークNRN」のキー局を務めている。以前は旺文社が資本参加していたため、夜間を中心に、受験や英会話など教育系の番組が多かったが(その名残か、現在も民間放送教育協会に加盟している)、1995年を境に番組編成を転換し、現在ではアニメ関連の情報番組など、アニメファンに向けた番組(アニラジ)が多くなっている(詳細は文化放送 アニメ&ゲームゾーンを参照)。また、テレビ東京グループのアニメ専門のCS放送局・エー・ティー・エックスにも出資している。

プロ野球中継は在京民放AM局で唯一、埼玉西武ライオンズのナイター中継を平日に放送しているのが、大きな特色である。土日は、読売ジャイアンツ戦を中心に放送している(詳細は文化放送ライオンズナイター文化放送ホームランナイターの項を参照)。

自社オリジナルソングとして『QRソング』(作詞・野坂昭如 作曲・いずみたく)がある(詳細は『QRソング』の記事を参照ののこと)。

ニッポン放送と共同出資で、フジテレビジョンを設立した経緯から、フジサンケイグループの一員であるが、文化放送本体と関連会社などを含めた文化放送グループは、フジサンケイグループに含めない場合もある。従ってロゴマークは所謂「目玉マーク」を用いず、「文化放送」および「JOQR」を図案化したものを使用している。

その一方で、かつては旺文社が文化放送株式の35%強を保有する大株主であり、同時に日本教育テレビ(NETテレビ、現在のテレビ朝日)の大株主でもあった事から、1978年にテレビ朝日専務の岩本政敏が文化放送の社長に就任し、以降、テレビ朝日との関係が生じる。旺文社との絶縁後は、フジテレビと復縁し、再び協調関係が生まれているが、テレビ朝日との間にも依然として、様々な面での交流が続いている。

また、埼玉西武ライオンズの中継を通して、西武グループとの関わりがあり、2004年秋頃の西武鉄道株問題に係る一件では、堤義明の要請を受け、コクド(2006年プリンスホテルに吸収合併)より西武鉄道株式を購入していた。当初2003年の株式公開を目指していたが、2005年2月のライブドアによるニッポン放送株取得・筆頭株主化という事例等から見送られた。

教会聖堂を思わせる四谷(東京都新宿区若葉1丁目5番地)の旧社屋は文化放送開局以来の物で、教会を改築して、内部に聖堂や聖歌隊のスペースも有り、キリスト教(カトリック)放送局であった事の名残をうかがわせていたが、老朽化により、2006年7月24日をもって、放送業務が浜松町の新社屋に移転した。

放送局概要[編集]

  • 本社演奏所 〒105-8002 東京都港区浜松町1丁目31番地 文化放送メディアプラス
  • 周波数 1134kHz(AMステレオ放送
  • 出力 100kW
  • 開局 1952年3月31日
  • コールサイン JOQR
  • 代表取締役社長 三木明博
  • 5:00起点の24時間放送
    日曜深夜1:30(2007年9月までは深夜2:00)~月曜早朝5:00は放送休止。但し、スペシャルウィーク(聴取率調査期間)中は、日曜も24時間放送を行う場合がある。また、どの放送局でもたとえ24時間放送を行う場合であっても、毎日起点の午前5時前には区切りとしてオープニングがあるものだが(コールサインや出力を言う)、同局のオープニングは月曜早朝5時の休止明けの放送開始時のみ。
    第1週の日曜深夜の放送終了(QRソング)後、緊急警報放送の試験信号放送を実施。ただし、第1週の日曜深夜が24時間放送を行う場合、第2週の日曜深夜に振り替えて実施。
  • 送信所 埼玉県川口市赤井3-9-16
    かつてはNHK東京第一(JOAK)、第二放送局(JOAB)の送信所だった。敷地内にはの木が多数植えられており、春には花見客に開放される。また、社員も、新入社員を中心に利用する。 
    出力がTBSラジオニッポン放送と共に、民放AMラジオ局で最も大きく、関東以外でも、広域関東圏福島県山梨県長野県新潟県静岡県)・愛知県などで終日受信可能。
    夜間は、東京近郊を含む放送エリア内でも、韓国KBSKBS韓民族放送(出力500kw)と混信する地域がある。KBS韓民族放送は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)向けの公然宣伝放送局であり、中華人民共和国東北部やサハリンの韓国系住民も聴取者としているため、高出力の放送を行っている。また、西日本などでは、KBS京都の周波数が隣接しているため、混信の可能性がある。南方諸島では、電波を電離層が反射して届く夜間のみの受信に限られる地域がある。秋田県大潟村付近などの東北地方の一部では、夕方に比較的良好に受信可能。
    また、浜松町送信所が非常用に設置されており、川口送信所が非常の際には出力1kWで送信される。
    • 送信空中線 136.69m支線式円管柱(施工電機資材工業
    • 放送機 1993年更新時RM-2000シリーズ50kW×2(東芝)3kWユニット 3kW変調増幅器(MO)で終段にはMOSFET 2SK1745×13本、3KW電力増幅器(PA)同2SK1745×4本、使用FET総数1320本
    • STL 出力100mW、2m鏡面(プレート)パラボラ、LINEはNTTデジタル回線(192kbps、コーデックはAPT
    • 電源 6600V2系統を受配電盤、一部を高圧受電盤にて200Vに変換(200V用は主に冷却用空調機向け)
    • 非常用電源 自家発電装置500KVA(クボタ
    • 送信局舎 鉄筋コンクリート2階 1階は送信機、ダミー盤室、自家発電室、受電室、整合器室etc、2階はフィルター室、冷却用送風機etc
    • 備考 1993年まで管球式送信機4台[うち送信管9F45(東芝製)1本(150kW)使用を1台]。1993年に完全個体化に更新。3月29日に火入れ式を行い正式運営。この更新に合わせて、送信局舎も1階約212㎡、2階約94㎡戸田建設施工で増築した。アースも240本新たに張り巡らした。
ファイル:文化放送四谷旧社屋(2006).jpg
文化放送四谷旧社屋(2006年撮影)

沿革[編集]

  • カトリック修道会「聖パウロ女子修道会」は、パウロ・マルセリーノ(パオロ・マルチェリーノ)神父(聖パウロ修道会日本管区長)の発案でマスメディアによるカトリックの布教を目的に放送局の設置を計画。電波法5条に抵触しないようマルセリーノ神父は帰化し「丸瀬利能」に改名。
  • 1948年12月 - 逓信省電波局に、「財團法人セントポール放送協會」(「セントポール」は聖パウロの英語読み)の設立許可を申請。1949年には東京都新宿区若葉1丁目5番地の旧社屋の建築を開始。社屋には聖堂も設置された。
  • 1951年1月 - 電波監理委員会に「無線局免許申請書」を提出。電波監理委員会が宗教放送に難色を示したため、東京ラジオセンター、ラジオ東都との免許申請一本化が促された。2月13日「財団法人日本文化放送協会」と改称、4月21日予備免許交付。12月には埼玉県川口市の送信所敷地内に修道院が設置された(1952年末閉鎖)。
  • 1952年3月31日 - 午前5時30分より全国9番目、東京で2番目の本放送開始。周波数1310kc、出力10kWだったが、1953年8月15日に1130kcに変更。民放には珍しく『大学受験ラジオ講座』などラジオ教育番組の放送が、教育出版で知られる旺文社がスポンサーとなって開始される。
  • NHKレッドパージ組を大量採用した事が原因で放送開始直後から常に労働争議に悩まされ、これがもとで経営状態が悪化。聖パウロ修道会は経営から手を引くこととなった。代わって東京急行電鉄や旺文社等財界・出版界の出資による株式会社文化放送1956年に設立され、2月14日事業が引き継がれた。時の経団連理事・国策パルプ社長(後の産経新聞社長・フジテレビ初代社長)水野成夫が社長に就任。
  • 1956年6月22日 - 日本フィルハーモニー交響楽団を結成。専属とする(1972年6月30日に解団)。
  • 1957年 - 東京地区のテレビ免許割り当てで、ニッポン放送と共同でフジテレビジョンを設立した。以来、ニッポン放送やフジテレビとの提携関係が現在まで続いており、1967年にはフジサンケイグループを合同で組織する。
  • 1965年 - ニッポン放送などと共同で全国民放ラジオ31社を結ぶ全国ラジオネットワーク(NRN)発足。
土曜・日曜でのナイター中継を本格的にスタート(当時は東海ラジオ放送(土日)、毎日放送(土)、朝日放送(日)、中国放送(裏送り)のネットワーク)。
『真夜中のリクエストコーナー』スタート(現在の深夜放送の草分け)。

キャッチコピーの変遷[編集]

  • ~1984年頃 - 不明
  • 1984年頃~1987年頃 - 楽しさイメージ無限大、文化放送
  • 1987年頃~1989年頃 - 1134、イイザンス
  • 1989年頃~1990年頃 - アッと言わせる 文化放送
  • 1992年3月~1993年3月 - ステレオ文化放送
  • 1993年4月~1994年3月 - 不明
  • 1994年4月~1997年3月 - しあわせ、いっしょ。福ミミラジオ
  • 1997年4月~1999年3月 - 熱愛発覚
  • 1999年4月~2001年3月 - 新世紀ステーション 文化放送
  • 2001年4月~2002年3月 - 文化おもしろ革命ィ~ッ!
  • 2002年4月~2003年3月 - どっきん!? 文化放送
  • 2003年4月~2006年3月 - ファミリー! 文化放送
  • 2006年4月~2007年3月 - おつきあい 文化放送
  • 2007年4月~ - ダイジナコト 文化放送

基本的には、1960年に製作されたテーマソング『QRソング』のイメージが強く、キャッチコピーは定着しないまま、短命に終わったものが多い。

1984年以前は『QRソング』に加え「報道の文化放送」というイメージが強かった。当時の平日の夜間時間帯は、教会側の意向で、ニュースや『大学受験ラジオ講座』『百万人の英語』といった報道や教育系の硬い番組が並び、深夜の『セイ!ヤング』へ繋がっていた。

なお、ステーションキャラクターとして、「チャッタくん」があった(1997年4月より使用。『QRソング』冒頭の一節「聴いちゃった」と「チャット」を掛け合わせたものである。名称は公募で決定。あまり定着せず、現在は使用されていない)。

番組[編集]

在籍中のアナウンサー[編集]

※名前は通常の番組で使われているもの。ニックネームがある場合は「」で掲載。

アナウンス部所属[編集]

男性
女性

スポーツ部所属[編集]

男性

報道制作部所属[編集]

女性

在籍していたアナウンサー[編集]

男性[編集]

女性[編集]

その他[編集]

報道制作部[編集]

「ニュースパレード」を始めとするニュース報道を担当。 スクープも多い。

1970年11月25日午前、三島由紀夫市ヶ谷陸上自衛隊駐屯地に立て篭り演説をしたが、これを全部録音したのは文化放送だけだった。 駆けつけた記者が、マイクを木の枝に縛りつけて録音したエピソードは伝説となっている。
記者会見やインタビューの際テレビに映る、明朝体で「文化放送」と白く書かれたマイクはトレードマークである。

現在は報道担当記者らが、ほぼ毎日書き綴るブログが 他の報道機関からも評判となっている。 (文化放送報道部日記) http://www.joqr.co.jp/blog/news/

時報[編集]

  • 不明~1977年3月、1978年10月10日~1979年12月31日
鐘の音にポーン。鐘の音は「ウエストミンスターの鐘」に似た音階だった。当時は同様な時報をラジオ関東でも行っていた。
  • 1977年4月~1978年10月9日
ポーン音のみに。この頃の時報スポットには色々な鳥の声が流れてた。
  • 1980年1月1日~1998年6月9日
ポッ、ポッ、ポッ、ポーンというノーマルなものに。現在はスポーツ中継や番組中に正時跨ぎする時のみに流れる。
  • 1998年6月10日~
オルゴール風のいわゆるQRソングのメロディにポーン。

CM[編集]

  • 月曜5:00から土曜24:00まで(プロ野球などのスポーツ中継中は除く)の時報CMはスジャータのめいらくグループが提供している。それ以外の時間は別のスポンサー(2007年5月現在日曜10:00はコトブキP-マン(ここだけポーン音のみ)11:00は本家ちちや草津温泉饅頭)12:00~14:00は新進食品工業)やスポンサーなしの時報が流れている。このスジャータの時報は他にHBCラジオTBCラジオCBCラジオMBSラジオRKBラジオでも放送されている。
  • 埼玉県の企業・自治体のCMが在京ラジオ局ではTBSラジオに次いで多く放送されている。
  • 2005年10月以降は以前同局の平日夜ワイド番組内でスポットCMを流していた牛乳石鹸共進社(~1994年秋頃)のラジオCMが土曜日を除き毎日朝~夕方までの時間で流れている。(スポットCM,PT扱い)なお放送時間はおおむね、日曜日のみ10:00前後の1回。月曜日から金曜日は3~4回。
  • かつては日曜午後~夕方にマルキン自転車、平日朝にオリコなど数多くのスポンサーがCMを流していたが、次々と撤退している。(原因や理由は不明。)

「文化放送」を冠した放送局[編集]

いずれもテレビ単営局であり、それぞれの局とは資本や人事面で直接の関係はない。

過去には「北陸文化放送」(現・北陸放送 - テレビはJNN、ラジオはJRN・NRN系列)もあった。また、大阪放送(ラジオ大阪 - NRN系列の準キー局)も開局前に「大阪文化放送」を名乗っていた。国外では韓国に同名の文化放送(MBC)(テレビ・ラジオ兼営)が存在する。

関連項目[編集]

グループ・フジサンケイグループ・系列放送局[編集]

詳細については以下の項目を参照のこと。

関係している放送事業者[編集]

この項では、文化放送と資本的関係はないものの業務的に関係のある放送事業者を挙げる。

埼玉西武ライオンズ戦に関係する放送事業者[編集]

その他[編集]

ラジオ
テレビ

外部リンク[編集]

※文化放送の公式サイトは、http://joqr.net/ でもアクセスが可能。なお、joqr.netは主にメール用ドメインとして使用されている(例:○○@joqr.net) テンプレート:NRN テンプレート:民間放送教育協会 テンプレート:Radio-Kanto テンプレート:フジサンケイグループko:문화방송 (일본) zh:株式會社文化放送‎