習志野駅

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習志野駅(ならしのえき)は、千葉県船橋市習志野台4丁目1番9号にある新京成電鉄新京成線である。駅番号SL20

習志野駅とはいうものの、実際の所在地は船橋市で、習志野市にはない。

22時 - 7時は無人となり、窓口業務は休止する。構内数箇所に設置されたインターホンで新津田沼駅と通話ができる。

駅構造

相対式ホーム2面2線の構造である。両ホームは跨線橋で結ばれている。駅舎は鉄骨構造。

遠隔監視カメラや管理駅と通話できるインターホンを備え、無人駅として運用できる構造。22時 - 7時は無人駅として運用されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 SL 新京成線 下り 薬園台新津田沼京成津田沼KS 京成線方面
2 上り 北習志野新鎌ヶ谷八柱松戸方面

利用状況

2012年度の1日の平均乗降人員は12,876人であり、新京成線内では第14位である。

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗車人員
2007年 6,717 [1]
2008年 6,625 [2]
2009年 6,506 [3]
2010年 6,412 [4]
2011年 6,377 [5]

駅周辺

歩み

駅名の由来

駅名は習志野原(陸軍習志野練兵場)からきている。その由来については、明治天皇閲覧の演習の際にある兵をほめて「見習しの」と言った説、演習の総指揮をとった篠原国幹の指揮ぶりをほめて「習え篠原」と言った説、平坦な地=「ならした野」という説等がある。薬円台公園内には習志野発祥の史跡として明治天皇駐蹕之処の碑が建てられている。他にも第一空挺団内には明治天皇にゆかりのある御馬見所(空挺館)という古い洋館が残されている。

その他

よく習志野市と船橋市東部(旧二宮町)にある習志野という地名が混同されることがあるが、「習志野」とは本来、現在の船橋市・習志野市・八千代市にまたがる広い地域の広域地名である。

その地名は習志野原(陸軍習志野錬兵場)に由来しているが、その後、周辺にあった駐屯地や関連施設などの広い地域を総称して「習志野」と呼ぶようになった。

つまり、北は高根木戸駅周辺から陸上自衛隊習志野演習場を含め南は習志野高校の付近まではかつての「習志野原」内であり、いわゆる「習志野」地域に属している事になる。ちなみに「習志野」の中心は、大久保の騎兵連隊と薬園台の騎兵学校、明治天皇駐蹕之処の碑が建つ(旧所在地の)習志野原周辺の地域と一般的に認識されている。

戦前には現在の習志野駅付近に東部軍管区教育隊が設置されていた事でも知られる。

隣の駅

新京成電鉄
SL 新京成線
北習志野駅 (SL19) - 習志野駅 (SL20) - 薬園台駅 (SL21)

脚注

関連項目

外部リンク