「土曜ドラマ (フジテレビ)」の版間の差分

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2007年[[3月]]に、同枠で放送していた「[[カワズ君の検索生活]]」を終了した。これで、フジテレビ開局から47年間続いた[[バラエティ番組]]の制作を終了することとなる(関西テレビ制作の土曜夜11時枠時代の各番組も含む)。そして、バラエティ枠に替わって、23時台は、23:10までを21時から放送されている前枠の「[[土曜プレミアム]]」の放送時間を拡大し、23:10から55分までは、新たにドラマ枠を設けることを決定した。
 
2007年[[3月]]に、同枠で放送していた「[[カワズ君の検索生活]]」を終了した。これで、フジテレビ開局から47年間続いた[[バラエティ番組]]の制作を終了することとなる(関西テレビ制作の土曜夜11時枠時代の各番組も含む)。そして、バラエティ枠に替わって、23時台は、23:10までを21時から放送されている前枠の「[[土曜プレミアム]]」の放送時間を拡大し、23:10から55分までは、新たにドラマ枠を設けることを決定した。
  
フジテレビは、この時間のドラマ枠は[[ティーンエイジャー|ティーン]]、[[F1層]]、[[M1層]]をメインターゲットに絞り、キッズ、[[F2層]]が中心のゴールデン・プライムタイム(19:00~23:00)とは質の違うドラマを製作する。放送する作品は平均視聴率は11%前後の安定した数字を獲得しており、「ライフ」では最終回で[[深夜ドラマの一覧|深夜帯ドラマ]]歴代3位(民放では2位)となる17.4%を記録し<ref>[[裏番組]]の[[ナイナイサイズ!]]を[[打ち切り]]に追い込んでいる。</ref>、次の「SP」は初回で14.5%、平均で15.4%とそれぞれで歴代1位、最高18.9%(最終回)は歴代2位を記録している。また「SP」は深夜帯ドラマ史上初の平均15%越えを記録した。だが、「SP」以降、若手の脚本・演出家を起用した実験的な作品が多く、2009年4月頃までは9~10%前後で「[[チューボーですよ!]]」や「[[週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー]]」、「[[SmaSTATION]]」とはほぼ互角になっていたが、2008年10月~11月の「[[Room of King]]」、現在放送中の「[[魔女裁判]]」は6~8%前後で上述の裏番組に負けている<ref>それでも深夜ドラマなのでそれほど悲観することでもない</ref>
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フジテレビは、この時間のドラマ枠は[[ティーンエイジャー|ティーン]]、[[F1層]]、[[M1層]]をメインターゲットに絞り、キッズ、[[F2層]]が中心のゴールデン・プライムタイム(19:00~23:00)とは質の違うドラマを製作する。当初放送された作品は平均視聴率は10%前後の安定した数字を獲得しており、「ライフ」では最終回で[[深夜ドラマの一覧|深夜帯ドラマ]]歴代3位(民放では2位)となる17.4%<ref>毒婦[[すえのぶけいこ]]による有害漫画の実写版で高視聴率を記録するのは異例中の異例である。それだけ世の中、良識人に牙を向けて悦に浸るボケナスカスキチガイだらけだという証拠(そもそも昨今、ドラマファンは平穏を蹂躙する残酷描写ばかりを求めているから余計質が悪い)。しかもこのドラマのせいで福田沙紀は鬼畜女、細田よしひこはキチガイレイプ野郎のイメージを植え付けられてしまった。</ref>を記録し<ref>[[裏番組]]の[[ナイナイサイズ!]]を[[打ち切り]]に追い込んでいる。</ref>、次の「SP」は初回で14.5%、平均で15.4%とそれぞれで歴代1位、最高18.9%(最終回)は歴代2位を記録している。また「SP」は深夜帯ドラマ史上初の平均15%越えを記録した。だが、続く「ロス:タイム:ライフ」以降、若手の脚本・演出家を起用した実験的な作品が多く、2009年4月頃までは8~9%前後で「[[チューボーですよ!]]」や「[[週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー]]」、「[[SmaSTATION]]」とはほぼ互角になっていたが、2008年10月~11月の「[[Room of King]]」、現在放送中の「[[魔女裁判]]」<ref>平均視聴率は7.34%で歴代ワースト2位となった</ref>は7%前後で上述の裏番組に負けることが多くなっていた<ref>それでも深夜ドラマなのでそれほど悲観することでもない</ref>。また、同年夏クールの「[[オトメン(乙男)]]」も初回視聴率こそ9.6%と及第点だったものの、それ以降は6%前後を推移しており同枠ワースト記録となり、[[フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ|火曜9時枠]]へ移管後も8%前後と苦戦していた。しかし、それでも打ち切りは免れており、フジテレビの異常なくらいのプライドの高さが窺える。
  
また放送時期も当初は他のドラマ枠と同じ通常クール通りの編成だったが、「SP」以降は通常クールから1ヶ月ずらす編成に替えており、その為他枠のドラマより開始が1ヶ月遅く、終了も1ヶ月遅い。<ref>[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9ドラマ]]でも「[[CHANGE]]」以降、同じ措置をとっている。</ref>
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また放送時期も当初は他のドラマ枠と同じ通常クール通りの編成だったが、「SP」以降は通常クールから1ヶ月ずらす編成に替えており、その為他枠のドラマより開始が1ヶ月遅く、終了も1ヶ月遅かった。さらにその後の「33分探偵」以降は放送期間を2ヶ月に替えており、今後も通常クールに囚われない柔軟な編成を行うものとみられる<ref>[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9ドラマ]]でも2008年中ごろ、同じ措置をとっていた</ref>
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視聴率低迷が長く続いたため2009年10月から翌年3月まで、海外ドラマの『[[ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ]]』を放送予定で、これ以降は海外ドラマのみの編成となり、国内ドラマは[[フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ|火9]]へ事実上統合された。
  
 
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*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]
 
*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]
 
*[[フジテレビ番組一覧]]
 
*[[フジテレビ番組一覧]]
*[[青春★ENERGY]](本枠の前身であり、2007年3月まで放送されていたフジテレビの深夜ドラマ枠)※一部地域のみ
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*[[青春★ENERGY]](本枠の前身であり、2007年3月まで放送されていた同局の深夜ドラマ枠)※一部地域のみ
 
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*[[フジテレビ水曜劇場]](本枠の前身であり、2003年6月まで放送されていた同局の連続ドラマ枠)
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
*[http://www.fujitv.co.jp/ フジテレビ]
 
*[http://www.fujitv.co.jp/ フジテレビ]

2023年12月12日 (火) 19:28時点における最新版

土曜ドラマ(どようどらま)は、フジテレビ系列TOSUMKは除く)で毎週土曜日23:10~23:55(JST、但し前枠の「土曜プレミアム」の延長や特別番組などの編成により遅延・休止の場合あり)に放送されているテレビドラマ枠である。2007年4月14日からスタートした。

ドラマ
テレビ
ドラマ一覧
日本のドラマ
カテゴリ
テレビドラマ

歴史・概要[編集]

2007年3月に、同枠で放送していた「カワズ君の検索生活」を終了した。これで、フジテレビ開局から47年間続いたバラエティ番組の制作を終了することとなる(関西テレビ制作の土曜夜11時枠時代の各番組も含む)。そして、バラエティ枠に替わって、23時台は、23:10までを21時から放送されている前枠の「土曜プレミアム」の放送時間を拡大し、23:10から55分までは、新たにドラマ枠を設けることを決定した。

フジテレビは、この時間のドラマ枠はティーンF1層M1層をメインターゲットに絞り、キッズ、F2層が中心のゴールデン・プライムタイム(19:00~23:00)とは質の違うドラマを製作する。当初放送された作品は平均視聴率は10%前後の安定した数字を獲得しており、「ライフ」では最終回で深夜帯ドラマ歴代3位(民放では2位)となる17.4%[1]を記録し[2]、次の「SP」は初回で14.5%、平均で15.4%とそれぞれで歴代1位、最高18.9%(最終回)は歴代2位を記録している。また「SP」は深夜帯ドラマ史上初の平均15%越えを記録した。だが、続く「ロス:タイム:ライフ」以降、若手の脚本・演出家を起用した実験的な作品が多く、2009年4月頃までは8~9%前後で「チューボーですよ!」や「週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー」、「SmaSTATION」とはほぼ互角になっていたが、2008年10月~11月の「Room of King」、現在放送中の「魔女裁判[3]は7%前後で上述の裏番組に負けることが多くなっていた[4]。また、同年夏クールの「オトメン(乙男)」も初回視聴率こそ9.6%と及第点だったものの、それ以降は6%前後を推移しており同枠ワースト記録となり、火曜9時枠へ移管後も8%前後と苦戦していた。しかし、それでも打ち切りは免れており、フジテレビの異常なくらいのプライドの高さが窺える。

また放送時期も当初は他のドラマ枠と同じ通常クール通りの編成だったが、「SP」以降は通常クールから1ヶ月ずらす編成に替えており、その為他枠のドラマより開始が1ヶ月遅く、終了も1ヶ月遅かった。さらにその後の「33分探偵」以降は放送期間を2ヶ月に替えており、今後も通常クールに囚われない柔軟な編成を行うものとみられる[5]

全作品とも字幕放送ハイビジョン制作。 「33分探偵」「魔女裁判」の2作品に関しては地上アナログでは、4:3レターボックスで放送。地上デジタル放送では連動データ放送を実施している。

視聴率低迷が長く続いたため2009年10月から翌年3月まで、海外ドラマの『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』を放送予定で、これ以降は海外ドラマのみの編成となり、国内ドラマは火9へ事実上統合された。

作品リスト[編集]

制作プロダクション名のない作品はフジテレビの局制作(制作・フジテレビドラマ制作センター、制作著作・フジテレビ)。

2007年[編集]

ライアーゲーム
出演:戸田恵梨香松田翔太渡辺いっけい吉瀬美智子北村総一朗ほか
原作:甲斐谷忍
脚本:古家和尚吉高寿男
プロデュース:志牟田徹
演出:松山博昭大木綾子佐々木詳太
主題歌:capsule「Sugarless GiRL」(歌はなく、インストゥルメンタル楽曲)
ライフ ~壮絶なイジメと闘う少女の物語~
出演:北乃きい福田沙紀細田よしひこ大沢あかね関めぐみ酒井美紀瀬戸朝香真矢みきほか
原作:すえのぶけいこ
脚本:根津理香
プロデュース:中野利幸
演出:谷村政樹加藤裕将遠藤光貴
主題歌:中島美嘉LIFE
フライトパニック(単発1話)
出演:岡田義徳関めぐみ木村了泉谷しげるほか
脚本:吉高寿男
プロデュース:中野利幸
演出:松山博昭
SP 警視庁警備部警護課第四係
出演:岡田准一堤真一真木よう子ほか
原案・脚本:金城一紀
プロデュース:高井一郎
総監督:本広克行
演出:波多野貴文藤本周
主題歌:V6way of life

2008年[編集]

ロス:タイム:ライフ
出演:瑛太小山慶一郎友近上野樹里伊藤淳史田中直樹常盤貴子真木よう子大泉洋温水洋一ほか
原案・脚本:筧昌也
プロデュース:中島久美子
総監督:筧昌也
演出:筧昌也鈴井貴之大木綾子冨士川祐輔永山耕三
主題歌:ORANGE RANGE君station
ハチワンダイバー
出演:溝端淳平仲里依紗安田美紗子伊達みきお富澤たけし木下優樹菜ほか
原作:柴田ヨクサル
脚本:古家和尚
プロデュース:東康之
演出:水田成英松山博昭
主題歌:新垣結衣「Make my day」
33分探偵
出演:堂本剛水川あさみ野波麻帆高橋克実ほか
原案・脚本:福田雄一
プロデュース:鹿内植森谷雄
演出:福田雄一、成田岳
主題歌:Kinki Kids「Secret Code」
Room Of King
出演:水嶋ヒロ鈴木杏井川遥板尾創路斉木しげる我修院達也ミッキー・カーチス渡部篤郎ほか
脚本:大宮エリー
プロデュース:中島久美子
演出:大宮エリー、大木綾子、平野眞、洞功二
主題歌:キマグレン「愛 NEED(アイニード)」
赤い糸 - 制作・共同テレビ
出演:南沢奈央溝端淳平木村了岡本玲石橋杏奈小木茂光山本未來渡辺典子ほか
原作:メイ
プロデューサー:関谷正征、種田義彦、森安彩
演出:村上正典川村泰祐
主題歌:HY「366日」

2009年[編集]

docomoドラマスペシャル・チャンス!〜彼女が成功した理由〜(単発2週 NTTドコモ単独協賛)
出演:堀北真希劇団ひとり成海璃子黒木メイサほか
脚本:橋本博行鈴木智尋
プロデュース:中島久美子
演出:小林和宏
帰ってくるのか!? 33分探偵(単発1話)
帰ってこさせられた33分探偵(単発4週)
魔女裁判
出演:生田斗真加藤あい比嘉愛未石田ゆり子ほか
プロデュース:関卓也
プロデュース:関卓也小池秀樹
演出:加藤裕将小原一隆
主題歌:福山雅治化身
オトメン(乙男)
出演:岡田将生夏帆木村了瀬戸康史佐野和真柳原可奈子高田延彦鶴見辰吾山本未來ほか
原作:菅野文
脚本:野口照夫栗原鞠記半澤律子吹原幸太
プロデュース:関谷正征
演出:谷村政樹
(これ以降は海外ドラマのみの編成)
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ
出演:五十嵐麗ほか

ネット局[編集]

フジテレビ土曜11時枠の連続ドラマネット局
放送対象地域 放送局 系列 放送曜日・放送時間
関東広域圏 フジテレビジョン(CX)
土曜ドラマ製作局
フジテレビジョン系列 土曜
23:10~23:55
北海道 北海道文化放送(uhb)
岩手県 岩手めんこいテレビ(mit)
宮城県 仙台放送(OX)
秋田県 秋田テレビ(AKT)
山形県 さくらんぼテレビジョン(SAY)
福島県 福島テレビ(FTV)
新潟県 新潟総合テレビ(NST)
長野県 長野放送(NBS)
静岡県 テレビ静岡(SUT)
富山県 富山テレビ放送(BBT)
石川県 石川テレビ放送(ITC)
福井県 福井テレビジョン放送(FTB)
中京広域圏 東海テレビ放送(THK)
近畿広域圏
徳島県
関西テレビ放送(KTV)
島根県
鳥取県
山陰中央テレビジョン放送(TSK)
岡山県
香川県
岡山放送(OHK)
広島県 テレビ新広島(TSS)
愛媛県 テレビ愛媛(EBC)
高知県 高知さんさんテレビ(KSS)
福岡県 テレビ西日本(TNC)
佐賀県 サガテレビ(STS)
長崎県 テレビ長崎(KTN)
熊本県 テレビ熊本(TKU)
鹿児島県 鹿児島テレビ放送(KTS)
沖縄県 沖縄テレビ放送(OTV)
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) フジテレビジョン・NNNANN系列 土曜
24:55~25:40
(140日遅れ)

脚注[編集]

  1. 毒婦すえのぶけいこによる有害漫画の実写版で高視聴率を記録するのは異例中の異例である。それだけ世の中、良識人に牙を向けて悦に浸るボケナスカスキチガイだらけだという証拠(そもそも昨今、ドラマファンは平穏を蹂躙する残酷描写ばかりを求めているから余計質が悪い)。しかもこのドラマのせいで福田沙紀は鬼畜女、細田よしひこはキチガイレイプ野郎のイメージを植え付けられてしまった。
  2. 裏番組ナイナイサイズ!打ち切りに追い込んでいる。
  3. 平均視聴率は7.34%で歴代ワースト2位となった
  4. それでも深夜ドラマなのでそれほど悲観することでもない
  5. 月9ドラマでも2008年中ごろ、同じ措置をとっていた

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

同枠の変遷[編集]

フジテレビ土曜日23:10~23:55枠(2007年4月~)
前番組土曜ドラマ次番組
カワズ君の検索生活
※23:00~24:00
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